会期中にガリバーテーブルにテーブルクロスを広げてピクニックを行いました。
DESIGN TOUCHのプロデューサーでもあるリライトの酒井さんから「ぜひピクニックしてよ!」というお声をいただき、初めてイベントという一時的に生まれる公共空間(もともとも公共空間ではあるが)でのピクニックです。
テーブルクロスと用意してきた食事を広げることはわたしたちの日常的なパーソナルスペースを意識させます。
このパーソナルスペースは基本的に自分の生活のなか(特に家のなか)でしか感じ取れないものですが、このようにピクニックを行うことで強く意識されることがあります。
そしてこれによって見えてきたのはガリバーテーブルの「大きさ」が持つ価値でした。
ただイベントに遊びに来てガリバーテーブルに腰掛けているだけでは感じ取れない価値だと思います。
DESIGN TOUCHという言葉をピクニッククラブ的なアプローチで解釈すれば生活の拡張への一歩だと思います。
「生活を豊かにする」と言えば安っぽい言葉になってしまいますが、それを体感する、または体現することは簡単なことではありません。
よいデザインに囲まれる生活もそれはそれで素敵ですが、生活そのものにデザインが触れることで価値を見出すことは、僕はもっと素敵なことだと思います。
ピクニックはその手助けになる1つの選択肢なのかもしれないと最近感じています。
また、リビングのお持ち寄りによって集められたそれぞれのパーソナルな場を共有する器としての〈ピクニックファニチャー〉の可能性を感じた新鮮な体験でした。
DESIGN TIDEで展示されていた成瀬・猪熊+moccaの“one for all”という器にもその可能性を感じました。
ラグに代わるお持ち寄りを受け入れる器〈ピクニックファニチャー〉をこれから模索していきたいと思っています。

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